K.Yairi製のギター、YF-018はMartinの0-18のコピーモデルで小さめのボディーからホコホコとした箱鳴りを聴かせてくれます。
このブログにも以前書き散らした通りナットやサドルを自分で作ったりして弾き易さや音を求めつつ生音を楽しんでいます。
箱鳴り感は良いのですが、小さいボディとマホガニーのサイド/バックゆえかアタックが必要以上に有り余っている感がありました。それはそれで悪くは無いのですが、アタックを減らしてその分のエネルギーをサステインに廻せないないだろうかと思案しまして、まずはお手軽なところでブリッジピンを重い物に交換してみる事にしました。
候補として、重い方から、
(1)ブラス(真鍮)のブリッジピン
(2)John Pearseの人工べっこう製のブリッジピン
(3)グラフテック社のタスク製のブリッジピン
くらいが思いつきます。
ブラスはさすがに重すぎて全く別世界だろう、小ぶりなYF-018にはさすがにバランスが悪いかも、と考え却下。
タスクは元々ついているプラスチック製のピンと比べてそれほど重そうな気がしません。タスクでも、重さ以外の固さや弾力といった特性の違いが振動伝達やブリッジプレート全体の強度分布、ひいては音に影響を与えそうな気もしますが、世間の評判やなんとなく高級そうなイメージがすることから最終的にはJohn Pearseの人工べっこう製のブリッジピンにすることにしました。
これ、店頭で売っているのに巡り合わせたことがありません。ネットで検索しまくり、下記のショップの通販を見つけました。
http://www.cocosound.jp
早速付け替えてみます。
差し込む部分の一番太いところの直径が5.0mmでした。もともとついていたピンは5.1mmだったので、ちょっと緩い感じはあるのですが弦は充分に押さえられているようです。
明らかに音が変わりましたよ。
まだ自宅で小さな音でこっそり鳴らしてみただけなので最終結論ではありませんが、
(1)アタックが小さくなりサステインが延びました、
(2)音が少し丸くなり倍音感が減りました。適当な表現ですが、「シャリーン」「ジャキーン」という音から少し「ポヨーン」という方向に行ってしまいました。
(2)の音の「ポヨーン」化が無ければ大成功なのですが……。きっと(1)との必然的なトレードオフのなのでしょうね。ピックでストロークする際には各弦の音が混ざりやすくなって良い方向に作用するのではないかと期待しています。早くフル音量で弾いてみたいものです。
しかしまぁ、ブリッジピンだけでこんなに音が変わるというのは正直驚きでした。
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